お月見
浄土苑の小柳です。
今年の夏は雨も良く降り、厳しい暑さでした。
お盆の賑わいも終わり、もうすぐ九月になりますね。
今年の「十五夜」は九月十日です。
朝、夕涼しくなり、満月の月を見て楽しむのは秋の風物詩ですね。
お月見には、美しい月を眺めるだけでなく、収穫に感謝して月を見立てた物や、収穫ものをお供えするという風習があります。
お月見のお供えものであるススキには、悪霊や災いなどから収穫物を守り、翌年の豊作を願う意味が込められています。
そして、鋭い切り口を持つススキは、魔除けにもなるとも言われており、庭や水田に立てたり、軒先に吊るす風習もあります。
お墓の花筒にも、もうすぐススキが見られる様になりますね。
我が家でもお団子などをお供えして、綺麗な月を眺めながら十五夜を楽しみたいです。
合掌