八百万の神
大日堂の岡本です。
日本の神道(しんとう)は、世界の中でも唯一無二と云えるところがあると思います。
八百万(やおよろず)の神は太陽、月、山、川、海を始め、自然のありとあらゆるものに神が存在するというもので、森羅万象という人智では計り知れないものまでも神の存在を認めています。
仏教にはお釈迦様というように開祖がいますが、神道では他の宗教のように開祖は存在しません。
存在するのは八百万の神です。
その起源は縄文時代にまで遡ると考えられています。
さて、私たちの管理する霊園にも、神道のお墓が建てられています。
墓石の頭部の先端が尖っているのが一般的です。
剣の先端を表していると云われています。
棹石の正面には、◯◯家奥都城、または◯◯家奥津城と彫られているのも特徴的です。
また、神道のお墓でお線香はお供えしません。
世の中には色々な宗教がありますが、八百万の神、つまり、神道と仏教が日本の文化形成の中で大きな柱になっているのは間違いありません。
合掌