根の谷川墓苑の立花です。

私の故郷は、その昔国会議事堂の外装に使用された桜御影の採掘で知られる島です。
昭和初期までは沢山の採石業に携わる人々が生活していましたが、長い時を経て今では1社のみがその採石業を伝承しています。

御影石とは花崗岩の総称で、建築材料としてはモチロンですが、墓石としても最も需要が有ります。
日本中には沢山の御影石の有名な産地が有りますが、その採石量にはおのずと限りも有り、今では中国を始め諸外国から多くの石が輸入されています。

国産の石に外国の石かぁ〜。
ちょっと見た目にはわからないけど、人間と同じように石にも色々な顔が有るんだろうなぁ〜と、取り止めのない事を思いながら墓苑に建立されている墓石を眺めては日々お仕事に、いそしむ私なのでした。

合掌