御神木(後編)
温品光霊苑の登です。
当苑の御神木は、小さな竜巻にあうまでは葉が均等に茂り、まん丸とした形でしたが、折れた事で中央が空いてしまい枝が2本に分かれてしまいました。
はじめは残念でしたが、年々また葉を繁らせていくと、その形がまるで鳥のように小さな顔があり、首が伸びて胴体があるように見えてきました。
私は、ずっとダチョウにしか見えてませんでしたが、先日お客様から、鳳凰(ほうおう)に見えるとお聞きしました。
鳳凰とは、平和な世にのみ姿を現わす中国の神話に由来する伝説の鳥で、日本では一万円札に描かれています。
骨壺にも描かれているので見てみると本当だ!
いつも目にしていましたが思いつきませんでした。
御神木が平和で安全を願い、新たな鳳凰の姿として蘇ってくれたように感じました。
他にも羽を広げている孔雀のように見えるという声もありました。
同じ木を見ても人により見え方が様々で面白いですね。
皆様も霊苑に足をお運びの際、ご覧になってください。
皆様は何に見えますか?
合掌