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日々のこと

傾聴

温品光霊苑の佐藤です。

当霊苑に寿陵墓をお建てのご年配の女性が、お天気が良いからとお一人でお散歩の途中、霊苑まで足を運ばれ、職員に声をかけてくださいました。
以前はご主人とお二人でお散歩されていたので珍しいなと思っていたら、最近認知症の症状が進まれたため、今は医療施設にお世話になっているとのこと。

自宅での介護は本当に大変だった反面、施設に頼る判断が本当に正しかったのかどうかと悩まれてもおり、誰かにこの気持ちを聴いて欲しかったとおっしゃいました。
私はただ傾聴するだけでしたが、ひと通りお話しされると「聴いてもらったら気持ちがスッキリした」、「正しかったんよね」と足取り軽くお帰りになりました。

おかげさまで、その日は私も気持ちの良い一日のスタートがきれました。
お墓やご供養のこと以外でも、お気軽にご相談いただける存在でありたいものだと思いました。

合掌