大日堂の石原です。

「暑さ寒さも彼岸まで」とよく言いますが、朝夕しのぎやすくなりましたね。
先日、秋晴れの爽やかな日に呉と能美島へ、お墓の移設と整理（墓じまい）のお見積りに行ってきました。

呉の町は皆さんご存じのように、坂の町です。
道幅も狭く、坂道も急なところが多いです。

どうしても親族のお墓を集めたり、共同墓地にするには山間の少し小高い場所になってしまいます。
そういった場所を見させて頂く度に、昔の人々はすごいなぁ…と思います。

今はカニクレーンやキャタピラーなどの機械があります。
それでも現場担当者は、重い石を運ぶのですから命がけの作業です。
昔は人力で運ばれていたと思うと本当にすごい！

墓石以上に、戦国時代のお城の城壁などは、敵が直ぐには上れないように、横から見ると少し反り返った作りになっています。
機械なんて無い時代に人力で綺麗に石積みされて、本当に素晴らしいですね。
美しい！

更には、紀元前に造られた「万里の長城」は、全長約6000㎞といわれる長大な防壁として築かれました。
何百年もかけて築かれる間には、きっと多くの人々や馬たちの犠牲があったことでしょう。
壮大なプロジェクトに感動すら覚えます。

現実に戻りますが、とにかく作業の安全と、お客様に安心して頂けるお仕事になるように、ワンチーム（心を一つにして）で頑張りましょう。

合掌