霊園・お墓・仏具のことなら広島の大日堂のホームページ

日々のこと

変わらぬ姿

桜

根の谷川墓苑の佐藤です。

朝洗濯物を干していると、入学したての1年生が大きなランドセルを背負って上級生と賑やかに登校しているのが見えます。
その通学路の途中、我家の入口に今はもう葉桜ですが、一際大きな立派な桜の木があります。

我が子が小学校入学の日、同じ敷地に住む同級生3人で何気なくこの桜の木の下で写真を撮りました。
それから9年後、中学校卒業の日、あの日と同じポーズで満開の桜の木の下で写真を撮りました。

それから更に3年後、高校を卒業し、それぞれの道に進む前に皆スーツを着て、勿論あの日と同じポーズで満開の桜の木の下で写真を撮りました。
最初に写真を撮った日から12年…枝にも届いていなかった子供達の背丈は枝をゆうに超えていました。

毎年春になり、この桜の木があの日のように満開になると、忙しくも楽しかった子育ての日々が昨日のように懐かしく思い出されます。
桜の木とお墓…姿は違えど家族と過ごした大切な日々を呼び起こしてくれる大事な存在なのではないでしょうか。

合掌