合掌
根の谷川墓苑の松村です。
今年もまた綺麗な桜が咲く季節になりました。
根の谷川墓苑から見える桜も満開で、見ているだけでとても心が満たされ、幸せな気持ちになります。
古い歌に「右ほとけ 左われぞと 合わす手の 中ぞ床しき 南無の一声」
というものがあります。
右手は清浄、神聖、真理、仏を表し、左手は不浄、世俗、偽り、煩悩、衆生、私たちを表しています。
合掌をすることにより、この一見相反するように見えることが、本来は一つであることを認識させられます。
合掌には、右手が仏さま、左手が私たち人間、それをピッタリと合わせることで仏さまと私たちが一体となり、仏さまの智慧の光を私たちが受け、私たちの信心が仏さまに受け止められるとする、という意味があります。
小さい頃から手を合わせると不思議と心が穏やかになり、気持ちが落ち着くのは、仏さまに守られていたからなんですね。
合掌