梅の木対グンバイムシ
大日堂の岡本です。
高屋光霊苑には、大日如来像を挟むようにして梅の木が二本植えてあります。
夏の終わり頃から葉がよく落ちるようになりました。
造園業者さんに見てもらうと、葉にグンバイムシがついているとのことでした。
グンバイムシについて調べると、カメムシ上科グンバイムシ科の総称で、葉の裏について葉緑素を吸いつくす害虫です。
形が軍配に似ています。
そして、果樹の木を好みます。
葉緑素の抜けた葉は落ちてしまうのです。
そのような梅の木ですが、グンバイムシからの攻撃に耐えて、まだしっかり生きています。
落ちた葉を掃除しながら、いつも「頑張れ、負けるな」と声をかけています。
造園業者さんが来て、薬剤を噴霧し、グンバイムシを駆除してもらう予定です。
今、この時も二本の梅の木は耐えているのです。
葉が落ち、スカスカの状態で耐えているのです。
だから「頑張れ、負けるな」
梅の木の勝利を願っています。
合掌