苑内清掃
根の谷川墓苑の立花です。
「蛙の子は蛙」。
子は親のたどった道を歩むもの、凡人は凡人にしかなれない、と言う意味合いで決して褒め言葉では有りません。
が、私はよく親にそう言われて育ちました。
もう少しやる気になるような魔法の言葉をかけてくれていたら…。
今頃私はどんな大人に仕上がっていたでしょう。
イヤイヤ!
きっと鳶が産んだ鷹になれるチャンスは有ったかも知れないけど(無かったとも言えますが…)この仕上がりを決めたのは紛れも無く自分なんだよなぁ…と、何故か納得するのです。
今、墓苑は雑草の勢いに職員は悲鳴を上げています。
暑い中で作業していて、お客様から「いつも綺麗にしてくれて有り難う!」と声を掛けて頂くと「よし!」と心の中でガッツポーズになる時もあれば、逆に「もう少し綺麗にして欲しい」とのご意見を頂くとやはり落胆してしまいます。
お盆に向けて自分にムチ打ちながら作業を続けていますが、そんな時、農作業一筋に生きた母を思い、やっぱり私も同じ道を歩んでる!?と、ふと自分に可笑しくなる事があります。
墓苑にお参り下さる皆様!
お盆に向けて綺麗になるよう、空の上の母蛙に見守られながら子蛙、日々頑張りますので、どうか広いお心で見守っていただけましたら幸いです。
合掌