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日々のこと

残心

大日堂の岡本です。

「残心」とは一般に日本の武道において、技が決まった後に相手に隙を与えないようにするために、気を抜かないようにすることと理解しています。
私は少しだけ武道をかじっていたのですが「残心」という言葉はその時知りました。

しかし、私はこの「残心」という言葉は、いろいろな物事にあてはまるのではと考えています。
何かを極めたことのない私が考えるのは、おこがましいですし、意味が違うかもしれませんが、ご容赦願いたいです。

墓地、お墓の関係の仕事をさせていただいている今、非常にこの「残心」を感じるようになりました。
亡くなられた親族、友人にとって思いやりを続けるお墓は残された方々のよりどころです。

つまり、お墓は残された方々にとって「残心」なのではないかと思います。
いや、もしかしてお墓の中の仏様にとっても…
皆が永遠のよりどころにして、心を残し続けるお墓こそ「残心」そのものではないかと。

合掌