曼陀羅
根の谷川墓苑の立花です。
根の谷川墓苑のお堂には、左右一対の曼荼羅の絵が掛けられています。
大日如来をご本尊とする、密教の世界観を幾何学的な図柄で表したものですが、僧侶の修行のツールで有りながらも今では世界のアートとしても親しまれているようです。
当苑にお祀りされている曼陀羅は「二つで一つ」と言われる、仏の智慧(父親)を表す金剛界曼荼羅と、仏の慈悲(母親)を表す胎蔵界曼荼羅の二枚です。
ご本尊に向かって右側に胎蔵界曼荼羅、左側には金剛界曼荼羅が掛けられています。
極彩色豊かに沢山の仏様が描かれており、静かに観ていると仏の世界へ導かれているようで神秘的でもあり、何故か心落ち着きます。
来苑される機会がありましたら是非、この圧巻の曼荼羅絵図をご覧になって下さい。
そして、それぞれの「何か」を感じとって頂けたら幸いです。
合掌