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日々のこと

質問攻め

温品光霊苑の佐藤です。

昨年末、お正月に向けて鉢に葉牡丹の植え付けをしていると、私の職業をご存じのご近所さんとお墓参りの話になりました。
「お墓参りは午前中にするものよね?」「お供えに向かないお花(供花)はある?」「ライターで直接お線香に火をつけたらダメ?」「雨の日はお墓参りするもんじゃないよね?」等々、多くのご質問をいただきました。

何でも、ご親戚に聞いてもそれぞれ答えが違うそうで、ご自身の中で考えがまとまらず、何となく気になっていたそう。
「難しく考えず、ご自身の都合のいい日や時間帯にお参りされて、お好きなお花を御供えされたらいいですよ」と説明すると「案外自由にしていいんだね」と拍子抜けされた様子。

厳しいしきたりや決まりごとがあるものと思われていたそうで、特に嫁ぎ先のお参りは気を使っていたそうです。
「要は形ではなく、ご先祖を敬う気持ちが大事ってことね」とご納得くださいました。

毎年大晦日に半日以上かけ、ご夫婦で広島市内3箇所のお墓にお参りされるそうです。
これからは少し肩の力を抜いて、墓前で手を合わせることができそうですね。

振り返ると、霊苑のお客様にも同じ質問をいただくことがあります。
お参りの作法を真摯にお考えになるその姿勢には、大変頭が下がります。

合掌