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日々のこと

ご供養の形

夏ミカン

温品光霊苑の佐藤です。

先月の秋のお彼岸はお天気に恵まれ、多くのお墓参りの方で久しぶりの賑わいとなりました。
今年は永代供養墓にも多くの方がお花を携え、手を合わせる姿に新鮮さを感じました。

そんな中、ある男性から霊苑が出来る随分前の思い出話をお聞きしました。
昔、山だったこの地で、今は亡きお父様と一緒に山頂まで競争したり、秘密基地を作ったり、変わった形の葉っぱや石ころを集めたりした時代があるそうです。

その男性が今は父となり、子どもさんとお墓参りに来苑されます。
「お墓参りの後、御神木のたもとから見渡せる街並みを眺めていると、父と過ごした様々なことを思い出し、懐かしいし、気持ちが落ち着くんですよ」とお話しされました。

お墓に手を合わせることも勿論ですが、温かな思い出の詰まった場所で故人を想うことも立派なご供養のひとつですよね。

気候も涼しくなりましたので、皆さんもご先祖との思い出の場所へ足を運ばれてみてはいかがでしょうか?
ちなみに、八丁堀福屋デパート和食器売り場が義母と私の思い出の場所です。

合掌