想い
大日堂の岡本です。
先日、接客をした時のお話ですが、お客様が仰った一言です。
「わしが精一杯いいお墓にしたいのは、先祖のためであり、亡くなった妻のためなんじゃ」と。
ご先祖様がいらっしゃって、今の私達がいる。
世の中は多様化しており、また人々もいろんな考え方があります。
お墓だけが全てではないと考える人々もおられるでしょう。
しかし、このお客様が仰ったとおり、ご先祖様やご家族の事を大切に思うことは、今の時代であっても変わらないことと思います。
お客様はこうも仰っていました。
「残されたもんにとっても良い場所に良いお墓を立てる。それがわしの思いじゃ」と。
今だけでなく、将来も見据えておられるのが伝わってきました。
終活という言葉がありますが、それは過去、現在、未来を踏まえて考えなければいけないと、私は思います。
お墓はその立派さだけでなく、想いがつまっていれば、それこそいいお墓なのだと思います。
合掌