念彼観音力
大日堂の金山です。
すっきりとした晴れ間から突然の雷雨。
今年一番のゲリラ豪雨に夏の訪れを感じます。
これからの季節、暑さとともに常に雨の心配がつきまといます。
私たちにできることは、雨の被害がないよう、せめて精一杯に祈ること。
妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五(みょうほうれんげきょうかんぜおんぼさつふもんぼんだいにじゅうご)、いわゆる観音経(かんのんきょう)と呼ばれるお経の一節。
雲雷鼓掣電(うんらいくせいでん)降雹澍大雨(ごうばくじゅだいう)念彼観音力(ねんぴかんのんりき)應時得消散(おうじとくしょうさん)
雷電がとどろき、大雨が降りそそごうとも、観世音菩薩の力を念ずれば、たちどころに消えてしまう。
苦しい時の神頼みならぬ仏頼み。
あまりの頼みごとの多さに呆れられているかもしれませんが、豪雨を前におすがりせずにはいられません。
今年はどうか雨の被害がありませんように。
南無観世音菩薩。
合掌