お仏壇は、ご家庭に仏さまをお迎えして、
ご先祖さまや故人をご供養するためのもので、
宗派によって、おまつりするお仏壇の種類や、おまつりの仕方が異なります。
ご家族が亡くなられたことを機にはじめてお仏壇をおまつりされる場合には、
四十九日法要までに用意をします。
ご先祖さまや故人をご供養するためのもので、
宗派によって、おまつりするお仏壇の種類や、おまつりの仕方が異なります。
ご家族が亡くなられたことを機にはじめてお仏壇をおまつりされる場合には、
四十九日法要までに用意をします。
お仏壇の種類
金仏壇(きんぶつだん)
黒の漆塗りと金箔や金粉で仕上げた伝統的なお仏壇です。きらびやかなつくりで、お浄土を表現しています。洋室よりも和室によく合い、主に浄土真宗のご家庭でおまつりされます。
唐木仏壇(からきぶつだん)
黒檀や紫檀などの美しい木目を活かした伝統的なお仏壇です。洋室よりも和室によく合い、主に禅宗や真言宗など、浄土真宗以外のご家庭でおまつりされます。
モダン仏壇
家具調仏壇ともいわれる、現代的でデザインの幅の広いお仏壇です。和室の少ない現代の住宅事情に合わせて生まれたお仏壇で、一見お仏壇には見えないつくりのものもあります。宗派を問わず、おまつりされます。
主な仏具
ご本尊(ほんぞん)、両脇侍(りょうきょうじ)
お仏壇では、各宗派ごとにご本尊さま、両脇の仏さまをおまつりします。仏像と掛軸とがありますが、ご本尊さま、両脇の仏さま共に仏像の場合、共に掛軸の場合、ご本尊さまのみ仏像、両脇の仏さまを掛軸とする場合があります。コンパクトなお仏壇の場合は、ご本尊さまのみをおまつりすることもあります。
お位牌(いはい)
主に浄土真宗以外の宗派でおまつりします。お寺さまからいただいたお名前(戒名、法名)、亡くなられた日付(歿年月日)、亡くなられたお歳(行年、享年)が記され、故人の魂の依代(よりしろ)とされます。
過去帳(かこちょう)
先祖代々の法名(戒名)、歿年月日、俗名、行年(享年)が記され、見台(けんだい)に置いておまつりします。
具足(ぐそく)
花立、香炉(線香立)、火立(ロウソク立)を具足と呼びます。それぞれが1つずつのものを三具足(さんぐそく)、花立と火立が対になっているものを五具足(ごぐそく)といいます。
おりん
読経の際に鳴らします。
仏飯器(ぶっぱんき)
ご飯をお供えします。
湯呑(ゆのみ)
お水をお供えします。
高坏(たかつき)
お菓子や果物をお供えします。