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日々のこと

御神木(前編)

御神木

温品光霊苑の登です。

当苑の中央には、ここが霊苑になる前から地域の方々が愛され、大切してこられた御神木(タブの木)があります。
遠い昔、ここに小さな祠(ほこら)があり、それを移動した後、自然に育ち、ここまで大きくなったそうです。

遠くからでも目に入る大きな御神木ですが、平成26年になんと竜巻によって一番太い枝が折れてしまいました。
夜の間に起きた出来事で、朝出勤して目を疑う光景でした。
周囲にはたくさんの墓石が建っており、皆様の大事なお墓が、、、!!!
と職員一同焦りました。
しかし、一番大きな枝が折れたにもかかわらず、その大木はお墓を避けるように倒れていたため、周囲の墓石は全て無事だったのです。
ほっとしたと共に御神木の力を感じました。
それ以来、少し形は変わりましたが、今もなお、元気に霊苑内はもちろん、周囲一帯を見守り続けてくださっている御神木です。

この形の変わった御神木を見て、先日お客様と「なんだか鳥に見えるね」というお話をしましたが、それについてはまた次回にお話しさせていただきましょう。

合掌