大日堂の金山です。

つい先日、とあるお寺にて。
境内に咲く椿と思われる花が終わりを迎えていたので、「こちらの椿は開花が早いですね。」とお話ししたところ、「椿ではなく、山茶花（さざんか）ですよ。」とご住職さん。
確かによく見ると、花が散るときに首から落ちる椿とは異なり、花びらが散っています。

ご住職さんから、年内に花が咲く山茶花に対して、椿は年を越してから咲くものが多いこと、また、花の大きさを比べたとき、山茶花よりも椿の方が大きいものが多いことなど、椿と山茶花の見分け方をいくつか教えていただきました。
同じように見える葉の形にも違いがあるようです。

奥深き花の世界。
目利きへの道のりは長そうです。

合掌