五月病
大日堂の石原です。
最近テレビで「五月病」という言葉をよく耳にします。
「倦怠感や疲労感」「やる気が出ない」「集中力が続かない」「常に漠然とした不安があり、落ち着かない」胃痛や食欲不振、頭痛やめまい、不眠などといった症状が出るそうです。
では、どんな人がなりやすいかというと…
・責任感が強い人
・仕事熱心な人
・完璧主義な人
・几帳面な人
・凝り性の人
・他人への配慮を重視し、良好な関係を保とうとする人
環境変化などのストレスが原因だそうです。
コロナ禍、当たり前だった日常の環境変化が、私たちの心にも影響を与えていると言われる中、お寺の僧侶が「よろず僧談(そうだん)」を開設され、少しでも心の調子を整えられるよう寄り添っていらっしゃる番組がありました。
その中で、気軽にできる心のモヤモヤ対処法が紹介されていました。
・歩く瞑想
歩きながら、息の吸い始めと終わりを意識する。
歩く時に、かかと、土踏まず、つま先の順番に歩く感覚を意識する。
口角を上げて微笑みながら行うとなお良い。
・イス座禅
椅子に姿勢を正して座り、足の裏をしっかりと床につける。
自然な呼吸をゆっくりと行い、音、光、におい、味や触感、思考に意識を集中する。
自然な姿勢と呼吸に身を任せ、日々の自分の調子の良い状態を探求する心もちで行う。
たまにはマスクをはずして外に出て、大きく深呼吸するのもいいですね。
まあ、いっか…と気を楽に持ち、大らかな心でいられたら、尚のこといいですね。
合掌