仏説摩訶般若波羅蜜多心経
大日堂の石原です。
先日、安芸郡府中町のみくまり霊園で納骨式が行われ、お手伝いをさせて頂きました。
真言宗の菩提寺のご本堂にて四十九日の法要を済まされからの納骨式で、お寺様が「雨も気になりますので、ここでは皆さんと『般若心経』をお唱えしましょう」と参列者の方々にお経本を配られました。
お寺様について喪主様が一生懸命に「般若心経」を読まれていらっしゃるお姿を少し離れたところから拝見しておりまして、私も「般若心経」を覚え立ての頃があったなぁと…思い出しました。
「唐三蔵法師玄奘訳」(とうさんぞうほうしげんじょうやく)とあり、三蔵法師と言えば、あの美しい夏目雅子さんが、孫悟空・猪八戒・沙悟浄と共に天竺(インド)から仏教の勉強をして長安(中国)へ戻るというドラマが頭から離れず、実際にいらした三蔵法師にまたまたロマンを感じ、中国語に翻訳された「般若心経」の意味を知りたくなりました。
色即是空 空即是色
簡単に言えば「般若心経」は「空」の教えです。
ええ?「空」とは??
とても難しく理解できない…と思っていたら…「にわ・ぜんきゅう」さんの絵本と出会いました。
私の中でストンと腑に落ちました。
そうだ!それでいいのだ‼
約二十年前のことですが、当に今のコロナ禍にぴったりの表現なのでご紹介します。
お釈迦様の教え
いらいら するな
くよくよ するな
ぎすぎす するな
おおらかに
おおらかに
合掌